Cascade Lake-X対応X299マザーボード
先日発表されたIntel Core-Xシリーズ最新のCacade Lake-Xに対応したマザーボードですが、X299チップセットのマザーボードであれば従来のものでもBIOSアップデートをすれば動作可能とのことです。
前世代のCore-Xから基本的なスペック(コア、スレッド数など)はあまり変化しておらず、第9世代Core-Xの上位モデルから最新のCascade Lakeに乗り換えるメリットはほとんど感じられないため、今回のCPUを購入される方は新規で組まれる方が多いかと思います。
(前世代Core-Xの下位モデルからCascade Lakeの上位モデルへ乗り換える価値は十分にあるでしょう。)
そこで今回はIntel最新のCascade Lake-Xに対応したマザーボードをご紹介します。『Cascade Lake-X対応マザーボード』といってもX299マザーボードであれば対応しているのですが、当記事では製品ページ等で「Cascade Lake-X対応」や「最新Core-X対応」などと表記されたものに限ってご紹介していきます。
(せっかくですからCascade Lakeをベースに設計されて、BIOS更新の必要がないものを使いたいですからね)
・Cascade Lake-XのCPUについてはこちら
メーカー別 対応マザーボード一覧
メーカー | シリーズ | 製品名 | 用途 | 備考 | US Amazon(USD) | US Amazon 発売日 | 国内参考価格(JPY) | 国内 発売日 |
X299 Steel Legend | 33,880 | 発売済み | ||||||
X299 Taichi CLX | 54,978 | |||||||
X299 Creator | クリエイティブ | |||||||
Prime | Prime X299 Edition 30 | 749.99 | 25-Oct | 78,799 | 発売済み | |||
Prime X299-A II | 349.99 | 27-Oct | 49,019 | 発売済み | ||||
ROG | ROG Strix X299-E Gaming II | ゲーミング | 449.99 | 25-Sep | 52,800 | 発売済み | ||
ROG Rampage VI Extreme Encore | ゲーミング | フラッグシップ | 88,799 | 発売済み | ||||
DESIGNARE | X299X DESIGNARE 10G | クリエイティブ | 88,000 | 発売済み | ||||
AORUS | X299X AORUS MASTER | ゲーミング | 45,100 | 発売済み | ||||
X299X AORUS XTREME WATERFORCE | ゲーミング | CPU、VRM、チップセット、M.2のウォーターブロック搭載 フラッグシップ | 190,080 | 11月下旬予定 | ||||
PRO | X299 PRO | |||||||
X299 PRO 10G | 42,020 | 発売済み | ||||||
Creator X299 | クリエイティブ | 67,980 | 予約開始(11/22) |
ASRock
公式の発表ページはこちら(英語)です。
X299 Steel Legend
X299 Taichi CLX
X299 Creator
ASUS
ASUSの「Cascade Lake-X対応マザーボード」の大々的な発表は確認できなかったのですが、発売時期等からCascade Lake向けであろうものを紹介しています。
型番に『II』と入っているのものはCascade Lake向けのマザーボードだと思われます。(一部例外もあります。)
大手メディアASCIIさんとASUSのコラボページのほうで詳細の発表、解説されました。(日本語記事)↓
Prime X299 Edition 30
Prime X299-A II
ROG Strix X299-E gaming II
ROG Rampage VI Extreme Encore
GIGABYTE
GIGABYTEのCascade Lake世代向けのマザーボードの発表はこちら(英語)のページで確認できます。
GIGABYTEからは現時点ではクリエイティブ向けの『X299X DESIGNARE 10G』ゲーミング向けの『X299X AORUS MASTER』ゲーミング向け、本格水冷デザインの『X299X AORUS XTREME WATERFORCE』の3機種が発表されています。
上記のページの発表では以上のマザーボードを『X299Xシリーズ』としており、型番に『X299X』と入っていることが分かります。
X299X DESIGNARE 10G
X299X AORUS MASTER
X299X AORUS XTREME WATERFORCE
MSI
MSIもCascade Lake-Xの公式発表に合わせてマザーボードの発表を行いました。こちら(英語)の公式のニュースページにて詳しく見ることが可能です。
ラインナップはスタンダードのモデルが『X299 PRO』と『X299 PRO 10G』の2機種。これらのマザーボード本体は全く同じですが10Gの方にのみ『10G LANカード』及び『M.2拡張カード(2スロット)』が付属します。またクリエイター向けのハイエンドモデルとして『Creator X299』があります。
MSIに関してはCascade Lake-X対応のマザーボードを一目で型番をもとに判別することはできないようですが、製品ページのからは確認できます。該当マザーボードには、製品ページ「概要(Overview)」の上のほうにある「Support Intel Core X-series Processrs」の欄に「10000 series」としっかり記載があります。
X299 PRO
X299 PRO 10G
Creator X299
まとめ
今回のCascade Lake-Xは前世代からスペック上の大きな変化は見られず、マザーボードメーカー各社も前世代向けのマザーボードでも十分使えるため、売れ筋のシリーズのみを更新している印象です。
新たに組まれる方はBIOS更新等の必要がないなど安心感のある以上の製品を選んでも良いし、価格が下がる可能性のある旧製品を選ばれてもいいでしょう。
当記事については今後も随時更新していくつもりで、各製品の情報も充実させていこうと考えています。
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