Intel最新 Cascade Lake-X 公式発表 発売日は?

最新情報

Intel Core-Xシリーズ最新 Cascade Lake-X

 半額になったがコスパは微妙

 

以前から噂されていたIntel Core-Xの最新シリーズCascade Lakeが公式発表されました。

早速、公式の発表内容をまとめて解説していきます。

・Cascade Lake-X対応のマザーボードはこちら↓

 

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発表内容まとめ

製品スペック一覧

今回発表されたCascade Lake-XシリーズのCPUは全4種で、詳細なスペックについては以下に記載しました。

・製品比較表

プロセッサーナンバー コア/スレッド数 ベースクロック(GHz) 全コア最大ターボスピード(GHz) 最大ターボスピード(GHz) L3キャッシュ(MB) 合計PCIe3.0レーン(CPU) メモリサポート 最大メモリ容量(GB) TDP(W) 最大許容温度(℃) 米ドル価格(1Kロット)
i9-10980XE 18/36 3.0 3.8 4.8 24.75 72(48) 4チャンネル DDR4-2933 256 165 86 979
i9-10940X 14/28 3.3 4.1 4.8 19.25 72(48) 4チャンネル DDR4-2933 256 165 86 784
i9-10920X 12/24 3.5 4.3 4.8 19.25 72(48) 4チャンネル DDR4-2933 256 165 94 689
i9-10900X 10/20 3.7 4.3 4.7 19.25 72(48) 4チャンネル DDR4-2933 256 165 94 590

・ポイント

アンダーライン・・・前世代から大きく変わった個所です。

スペック面で前世代から大きく変わったのはブーストクロックがアップしたこと、CPUサポートのPCIeレーン数が4つ増えて合計72レーンになったこと、メモリがDDR4-2933に対応、1枚32GBのメモリをサポートして合計256GBまで対応したことなどが挙げられます。

またコストパフォーマンス面で優位に立っていたAMDのハイエンドシリーズThreadripperに対抗するため、同スペックの前世代モデルと比べてほぼ半額になりました。

・製造プロセスは従来通りの14nmで据え置きです。

・全てLGA2066ソケットX299チップセットに対応していて、従来のX299マザーボードはBIOSアップデートをすれば使用可能です。

・上記全てのCPUにおいてオーバークロックが可能です。

 

テクノロジー

・Intel Deep Learning Boost

Intelの人工知能技術です。

・ターボブースト マックス テクノロジー

CPUの動作クロックを引き上げる技術です。

・Wi-Fi 6

無線でのダウンロード速度が3倍近く速くなり、レイテンシーを75%軽減することができます。

 

脆弱性の解決

以前からIntel CPUにおいて心配されていた脆弱性が解決されました。

 

前世代との比較表

前世代の同グレード製品との比較表になります。

プロセッサーナンバー コア/スレッド数 ベースクロック(GHz) 全コア最大ターボスピード(GHz) 最大ターボスピード(GHz) L3キャッシュ(MB) 合計PCIe3.0レーン(CPU) メモリサポート 最大メモリ容量(GB) TDP(W) 最大許容温度(℃) 米ドル価格(1Kロット)
i9-10980XE 18/36 3.0 3.8 4.8 24.75 72(48) 4チャンネル DDR4-2933 256 165 86 979
i9-9980XE  18/36   3.0   4.5 24.75  68(44 4チャンネル DDR4-2666  128 165  84  1979
i9-10940X 14/28 3.3 4.1 4.8 19.25 72(48) 4チャンネル DDR4-2933 256 165 86 784
 i9-9940X  14/28  3.3   4.5 19.25  68(44 ) 4チャンネル DDR4-2666   128 165  88  1387
i9-10920X 12/24 3.5 4.3 4.8 19.25 72(48) 4チャンネル DDR4-2933 256 165 94 689
 i9-9920X  12/24  3.5   4.5 19.25  68(44 ) 4チャンネル DDR4-2666   128  165 92  1189
i9-10900X 10/20 3.7 4.3 4.7 19.25 72(48) 4チャンネル DDR4-2933 256 165 94 590
i9-9900X  10/20  3.5    4.5 19.25  68(44 ) 4チャンネル DDR4-2666   128  165 92  989

 

発売日時

11月29日、16時に発売(i9-10980XE・i9-10900X)

 最上位のi9-10980XEと下位モデルのi9-10900Xはいずれも、日本国内では11月29日の16時に販売開始です。(11/25 公表)

 他の2製品については発売日、販売価格ともに発表されていません。

AMDの対抗馬となる Ryzen 9 3950X の1日前と、強気な設定です。

 

国内価格

i9-10980XE・・・\ 138,000
i9-10900X  ・・・\   86,000

 他の2製品については公表されていません。

競合するであろう、AMD の Ryzen 3950X や 3900X との価格、性能を考えると・・・
筆者がもし買うとすれば3950Xや3900Xを選びます。
CPUの価格だけでなく、対応するマザーボードの価格帯も考えると、Ryzen CPUのほうが圧倒的にコスパが高いと言えるでしょう。

 

レビューを見た感想

 本記事の最後のほうで、参考にさせて頂いた記事を載せているので、ぜひご覧ください。

Core i9 10980XE

 最上位CPUだけあって AMD のストリームCPU、Ryzen 9 3950X に性能では上回っているようです。しかしCPUの価格ですでに4万円近く差をつけられていてマザーボードも数割、高価なことを考えると、コスパは完全にRyzen 9 3950Xが上回っています。

また消費電力も性能に比例して増えています。

今のところはベンチマークソフトでのスコアしか公表されていないので、実際のソフトではどうなのか、気になります。

 

AMD Ryzen Threadripperとの比較

 Cascade Lake-Xの対抗馬となるAMDの第3世代Ryzen Threadripperとの比較はこちら☛をご覧ください。

 

Intel Core-X 公式ページ

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参考記事(外部)

 大手メディアの参考記事をご紹介します。

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