COD MW向け最新ゲーミングパーツ構成 ~予算10万円~
今月25日に発売予定のCALL OF DUTYシリーズの最新作、『CALL OF DUTY : MODERN WARFARE』ですが先日からオープンベータテストが開催され話題になっています。
今回の作品ではPalyaStation4、Xbox、PCのすべてでクロスプレイが導入されたりコンシューマー機でもマウス・キーボードでのプレイが公式に許可されたりしています。
しかしPCとコンシューマー機器でのプレイの快適性というのはかなり異なると言われています。そこでより快適にそして有利に遊ぶためにPCでのプレイを考えている方も多いのではないでしょうか?
そして安くPCを使いたいため『自作PC』を初めて組もうと考えている方もいらっしゃると思います。そのような方のために当記事では『CALL OF DUTY : MODERN WARFARE』で使用するのに最適なパーツ構成を紹介・解説していきます。
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公式の推奨構成を基に考えたパーツ構成⇒『CALL OF DUTY : MODERN WARFARE』で使うパソコンが欲しい方・初心者🔰の方でも扱いやすいパーツを選択している⇒初めて自作PCを組みたい方
構成
商品名 | メーカー | 最安値(価格.com) | Amazon価格 | |
CPU | Ryzen 5 3600 | AMD | ¥ 24,978 | ¥ 26,160 |
マザーボード | TUF B450M-PLUS GAMING | ASUS | ¥ 8,834 | ¥ 8,923 |
メモリ | F4-3600C19D-16GSXWB | G.Skill | ¥ 8,640 | 販売なし |
グラフィックボード | PH-GTX1660-O6G | ASUS | ¥ 26,980 | ¥ 27,253 |
電源 | CX650M | Corsair | ¥ 6,486 | ¥ 6,486 |
システムドライブ | Force Series MP510 250GB | Corsair | ¥ 5,880 | ¥ 8,365 |
データドライブ | なし | ¥ – | ¥ – | |
CPUクーラー(空冷) | CPU付属 | ¥ – | ¥ – | |
OS | Windows 10 Home | Microsoft | ¥ 16,800 | ¥ 17,432 |
PCケース | Versa H17 | Thermaltake | ¥ 2,865 | ¥ 2,866 |
合計金額 | ¥ 101,463 |
各パーツ
CPU
Ryzen 5 3600
コア数 : 6
スレッド数 : 12
基本クロック : 3.6GHz
最大ブーストクロック : 4.2GHz
AMD Ryzenシリーズのコストパフォーマンスが高い2019年最新モデルです。
Ryzenシリーズの第一世代、第二世代はゲームやクリエイティブソフトとの相性が悪かったのですが、Ryzen 5 3600をはじめとした第三世代RyzenシリーズはCPUの設計が根本から改善されてゲームや各ソフトで高いパフォーマンスを発揮できるようになりました。
またRyzen 5 3600はゲームには十分なコア数で、ゲームにおいて重要とされるクロック数も高いのにもかかわらず25,000円程度ととてもコストパフォーマンスの高いモデルです。
よって今回の『CALL OF DUTY : MODERN WARFARE』に適したCPUであると言えます。
マザーボード
TUF B450M-PLUS GAMING
チップセット: B450
ソケット : AM4
サイズ : MicroATX
第三世代Ryzen・Ryzen 5 3600にも対応したASUS TUFシリーズの比較的小さめなサイズ(MicroATX)のマザーボードです。
『TUF』その名の通り耐久性に優れたマザーボードです。
またこのモデルは『GPU Temperture Sensing & Fan Xpert2』という自動ファン制御システムや高品質部品、静電気対策機能などを備えるため、初めてマザーボードに触れる方でも細かく設定をせずに長期間、安心して使用することができます。
今回の構成ではできる限り安く抑えて誰でも、どこでも使用できることを重視しているためマザーボード自体のライティング機能はありません。
メモリ
F4-3600C19D-16GSXWB
メモリ容量 : 16GB
規格 : PC4-28800 (DDR4-3600)
最大動作クロックは3600MHzですが第三世代Ryzenが公式サポートしているのは3200MHzなので実際に3600MHz出せるかは分かりません。
(マザーボードやCPUの個体ごとに使える最大クロック数が異なるからです。)
『CALL OF DUTY : MODERN WARFARE』の推奨メモリ容量は16GBそして筆者が確認したベンチマーク動画では8GB前後使用していたため今回の構成のメモリ容量は16GBで十分です。
また今回の構成ではデザイン性というのものはあまり意識していませんが、こちらのメモリはASUS TUFシリーズとの共同開発デザインのヒートシンクを備えています。
そのため今回のマザーボードとデザイン面での相性が良いと思われます。
グラフィックボード
PH-GTX1660-O6G
搭載チップ : NVIDIA Geforce GTX1660
ビデオメモリ : GDDR5 6GB
モニタ端子 : DVI ×1
HDMI ×1
DP ×1
重いゲームである『CALL OF DUTY : MODERN WARFARE』でもGTX1660であれば最高設定でも100FPS以上、設定を調整すれば144FPS以上を出すことができるので、高リフレッシュレート対応のモニターさえあれば60FPSまでしか出力することができないコンシューマー機より快適に、そして有利にプレイすることができます。
またGTX1660はRTXシリーズではないためRTコアやTensorコアを搭載していないものの、リアルタイムレイトレーシングには対応しています。
そのため『CALL OF DUTY : MODERN WARFARE』をはじめとしたリアルタイムレイトレーシング対応ゲームにおいて非常にリアルな映像で、臨場感のあるプレイを楽しむことができます。
・『リアルタイムレイトレーシング』とは何か分からない方はぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
また『グラフィックボード』というと非常に大きく、重たいというイメージを持たれている方もいらっしゃると思います。
しかしこちらのモデルはショート基盤(基板サイズが通常よりも小さい)を採用した小型のグラフィックボードですのでパソコンを初めて組む方にも扱いやすくなっています。
レイトレーシングをより楽しみたい方やより高フレームレートを求める方は無料でゲームがもらえるRTX2060以上のグラフィックボードを購入されることをオススメします。
(ご不明な点に関しては当ブログの無料相談サービスでも管理人のわかる範囲であればお答えします。)
電源
CX650M
電源容量 : 650W
80PLUS : Bronze
規格 : ATX
こちらは品質が高いことで人気なCorsairのセミモジュラータイプの電源ユニットです。
セミモジュラータイプとは一部のケーブルが電源ユニット内部から直でまとまっているもので、すべてのケーブルが取り外し可能なフルモジュラータイプの電源と比べて自由度は低いです。
しかしこの電源は必要最低限のケーブルのみがまとまっているのでケーブルの数が増えて汚くなる心配もありません。それに加えて端子の数が少なく、ケーブルの種類と数が多くて困ってしまいがちな初心者🔰の方にもオススメできます。
また今回の構成はCPUがRyzen 5 3600、グラフィックボードがGTX1660でそれほど消費電力は多くないのですがグラフィックボードなどの拡張性を考えて余裕のある650Wを選択しました。
また5年間の保証もあるので長く使いたい方も安心して使えます。
システムドライブ
Force Series
容量 : 240GB
インターフェース : PCIe3.0×4
NAND : 3D TLC
最大読み込み速度 : 3,100MB/s
最大書き込み速度 : 1,050MB/s
電源と同じCorsair製のこちらのM.2 SSDは以上のように早い書き込み、読み込み速度を誇ります。
といってもどれほど早いの?と疑問に思われるかもしれません。これは通常のHDDと比べて読み込み速度は20倍以上、書き込み速度は10倍近くになります。
一般的なSATA接続のSSDと比べてもそれぞれ6倍、2倍近くになります。
そのため様々なゲームにおいて起動時間、ロード時間に困ることはありません。
『M.2 SSDは発熱が激しい』と聞いたことがある方もいらっしゃると思います・・・その通りです。しかしSSDが高熱になって壊れるということはありません。なぜなら一定の温度を超えると自動で安全装置が働くからです。
ですが安全装置が働くと読み込み・書き込み速度が下がり、パフォーマンスが落ちてしまいます。
今回のマザーボードにはヒートシンクが付属しないため心配な方は別途M.2用のヒートシンクを購入されてもいいかと思います。(使用する環境によって不要な場合もあるので今回は構成の中には入れていません。)
CPUクーラー
CPU(Ryzen 5 3600)に付属するクーラーは以下のページの画像、一番右側の『Wraith STEALTH』になります。
AMD Ryzenに付属するCPUクーラーはIntel Coreシリーズのもの比べて冷却性能に優れていると言われいていて、今回のRyzen 5 3600は発熱が比較的少ないので十分かと思います。
心配な方や手動オーバークロックで常時使用される方はより冷却性能の高い空冷、簡易水冷のクーラーを買われてもいいでしょう。
OS
自作PCにおて最も一般的なOSです。
今回の構成ではHomeを使用していますがお仕事などで利用される方はProを購入されてもいいでしょう。
PCケース
Versa H17
サイズ : ミニタワー
対応マザーボード : MicroATX・Mini-ITX
対応グラフィックボード : 最大350mm
Thermaltake社製のこちらのPCケースは全体的にシンプルで作業性もよく、サイズも小さいので初めて組む方でも扱いやすいです。
また120mmのケースファンが1つ付属し、しっかりとしたケースで2,800円という安さも特徴です。(冷却性能を上げたい方は別途ケースファンを購入されてもいいでしょう)
総合性能
以上は『Call of Duty: Modern Warfare』の公式推奨環境をもとに組み合わせた構成ですのでゲームを快適に、そして有利にプレイすることができるでしょう。
またすべてのパーツが独自のライティング機能を有していなく、サイズもコンパクトなのでデザイン的に万人受けするものだと思います。
そしてAdobeのクリエイティブソフトや多くの動画編集ソフトも快適に使える性能がありますのでゲームだけでなく様々なことに使用できる構成に仕上がっています。
ゲーム性能
『Call of Duty: Modern Warfare』においては最高設定(DXR:OFF)でも100FPS、設定を調整すれば144FPS以上を出せるでしょう。
Call of Duty: Modern Warfareにおけるパフォーマンスは以下の動画をご参照ください。(動画で使用している構成は当構成よりもCPU性能が低いので実際はこれ以上出ると思われます。)
他のゲームにおける性能は以下の動画を参考にしてみてください。(以下のものはいずれもCPU、GPU共に同じ構成です)
Call of Duty: Modern Warfare 推奨環境
以下のウェブページで該当ゲームの推奨環境を公開しています。
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