【自作PC】初心者オススメゲーミングパーツ構成 ~予算25万円~ PCIe Gen4 SSD & Ryzen7 3700X・RTX2070 SUPER
自作PC初心者🔰の方向けに2019年最新のPCIe4.0対応SSDとRyzne 7 3700X、NVIDIA Geforce RTX2070 SUPERを使用した本格的にゲームを楽しめる自作ゲーミングPCのパーツ構成を各パーツの解説も含めて紹介します。また当記事では予算25万円で現在最新のパーツを長期的に利用できるように性能や耐久性に優れた製品を選択しました。
・長く使える自作ゲーミングPCを組みたい方
・最新のパーツを使ってみたい方(PCIe4.0対応SSDやRyzne 7 3700X、RTX2070 SUPER)
・動画編集にも使いたい方、挑戦したい方
構成
商品名 | メーカー | 最安値(価格.com) | Amazon価格 | |
CPU | Ryzen 7 3700X | AMD | ¥ 40,980 | ¥ 43,418 |
マザーボード | ROG STRIX X570-E GAMING | ASUS | ¥ 37,558 | ¥ 37,558 |
メモリ | F4-3600C16D-16GTZNC(16GB) | G.Skill | ¥ 15,330 | 販売なし |
グラフィックボード | DUAL-RTX2070S-O8G-EVO [PCIExp 8GB] | ASUS | ¥ 69,966 | ¥ 70,742 |
電源 | RM850x | Corsair | ¥ 12,377 | ¥ 12,377 |
システムドライブ | AORUS GP-ASM2NE6500GTTD | GIGABYTE | ¥ 19,970 | ¥ 20,304 |
データドライブ | P1 CT1000P1SSD8JP | crucial | ¥ 11,980 | ¥ 12,101 |
CPUクーラー(水冷) | ROG RYUO 240 | ASUS | ¥ 19,742 | ¥ 20,062 |
OS | Windows 10 Home | Microsoft | ¥ 15,680 | ¥ 16,667 |
PCケース | H510 CA-H510B | NZXT | ¥ 9,990 | ¥ 10,238 |
合計金額 | ¥ 253,573 |
各パーツ
CPU
Ryzne 7 3700Xは8コア16スレッド、基本クロック3.6GHz、最大ブーストクロック4.4GHzで動作するAMD最新Ryzen3000シリーズのCPUです。
第三世代RyzenではCPUの設計が根本から改善されゲームや動画編集ソフトでのパフォーマンスが前世代Ryzenシリーズと比べて飛躍的に上昇したためゲームにも適したCPUといえるでしょう。
また以下の公式ページの左から1番目のCPUクーラー『Wraith Prism with RGB LED』が標準で付属しています。AMDのCPU付属クーラーはしっかりとしたヒートパイプを備えていて十分な冷却性能がありRGB LEDも搭載(AUSU Aura sync対応)しています。そのため冷却性能にこだわりがなくより安く抑えたい方はCPUクーラーを別に購入せず、こちらを使用してもいいかと思います。
(Ryzne CPUはCPU温度によって自動オーバークロックを行う機能があり最高パフォーマンスを発揮するためにはCPUの冷却が重要になっています。そこで今回の構成では水冷クーラーを採用しました。)
マザーボード
ROG Strix X570-E Gamingは国内で長い間トップシェアを誇っていたASUS製のゲーミングマザーボードです。
ゲーミングマザーボードということでゲーム用に最適化された高速LANや高音質オーディオを備えているためゲーミング用途としては適したマザーボードといえるでしょう。
もちろんX570チップセット搭載マザーボードということでPCIe4.0、USB3.2 Gen2などにも対応しています。
またM.2やチップセットCPU電源まわりの冷却システムも充実していて高温になるのを防ぎ、耐久性も優れています。
・こちらのマザーボードは他の記事でも解説していますのでぜひご覧ください。
・他のX570マザーボードも見てみたい方は会社別にオススメのX570マザーボードを紹介・解説していますのでこちらもご覧ください。
メモリ
F4-3600C16D-16GTZNC(16GB)は最大3600MHzでも動作可能な容量16GBのG.Skill製オーバークロックメモリです。
またRyzne3000シリーズに最適化されてたメモリなので相性問題を気にせず高クロックでも使用できます。
今回の構成はゲーミング向けということで容量の16GBとしましたが予算に余裕のある方や4Kなど高解像度動画の編集をされたい方は32GBを選択されてもいいかと思います。
・メモリの容量についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
グラフィックボード
DUAL-RTX2070S-O8G-EVOはNVIDIA Geforce RTX2070 SUPER(ビデオメモリ:GDDR6 8GB)を搭載したASUS製グラフィックボードです。
RTX2070 SUPERはRTコアとTnsorコアを搭載しているためDXR(レイトレーシング・DLSS)に対応しています。
また基本的な立ち位置としてはRTX2070の後釜になるものの3Dゲームなどにおける性能としてはRTX2080に近い性能を持っています。そのため現行のゲームにおいては高フレームレートでプレイすることが可能です。それに加えてビデオメモリも従来のGDDR5Xより帯域が広くなったGDDR6を8GB搭載しているためQWHDや4Kなど高解像度でも問題なく遊ぶことができます。
電源
RM850は容量850Wの80PLUS GOLD認証をうけたCorsair製電源ユニットです。
Corsair製の電源は品質が高く評判がとても良いです。またこちらの電源は日本製のコンデンサ(部品)を使用するなど品質が高いため私自身もメインPCの電源として使用しています。
私も使用していますが半年ほど利用していても全く不具合はありませんし、10年保証もあるため安心して使用できると思います。
また今回の構成はRyzne 7 3700XとRTX2070 SUPERですがグラフィックボードを仮にRTX2080Tiなどにしても電源容量850Wで問題なく使えると思います。
システムドライブ
AORUS GP-ASM2NE6500GTTDはPCIe4.0対応のGIGABYTE製超高速M.2 SSDです。
せっかくX570やRyzne3000 CPUをつかうので最大書き込み速度5000MB/s、書き込み速度2500MB/sの速度を実現できるM.2 SSDをシステムドライブとして選択しました。
しかし実際のところ現環境ではWD BlackシリーズのM.2や970EVO PLUSといった従来の高速M.2 SSDと体感できるほどの差はあまりないと思います。(ここまでの性能は必要ないという方はそれらのM.2 SSDを使われてもいいかと思います。)
データドライブ
P1 CT1000P1SSD8JPは容量1TBのNVMe接続Crucial製M.2 SSDです。
前記のシステムドライブ用M.2 SSDはPCIe4.0対応ですがこちらは対応していません。またNVMe接続M.2 SSDとしては速度が控えめですが同容量・同価格帯のSATA接続SSDと比べるとかなり早く、コストパフォーマンスの高い製品であると言えるでしょう。
またシステムドライブ500GB・データドライブ1TBと少し少ないように感じると思いますが、今回はゲーミング向けの構成ということで基本的にゲームを入れるために使うと思うのでそれほど大容量の環境は必要ないと思います。そのため容量より質を重視してこの構成にしました。
しかし中には動画編集をしたい方もいらっしゃると思います。そのようなかたはデータドライブにHDDを追加するかこちらのSSDを大容量のHDDに変えることをオススメします。
CPUクーラー
ROG RYUO 240はRyzne 7 3700Xを冷やすには十分な240mmラジエーターを搭載したASUS製の簡易水冷クーラーです。
水枕部分には自分で作成したJPEGやGIFイメージを表示可能なLiveDash OLEDを備えているためかなり自由度の高い水冷クーラーです。
(私もLiveDash OLEDを搭載したマザーボードを使用していますがデフォルトでもユニークなGIFアニメーションが揃い、CPU温度なども表示可能なのでとても満足しています。)
また今回の構成はマザーボード・グラフィックボードをASUSと揃えましたのでCPUクーラーもASUSに統一しました。これはデザイン性だけでなくソフトウェアも統一できるため設定も簡略化できて初心者🔰の方にも良い組み合わせです。
OS
Windows 10 Homeは自作PCにおいて最も一般的なOSです。
お仕事などでご利用になられる方はPROを購入されてもいいかと思います。
PCケース
H510 CA-H510BはNZXT製のミドルタワーPCケースです。
サイドパネルは強化ガラスなので今回のデザイン性に優れたパーツを使うには最適です。
また内部もとてもスッキリしたデザインで初心者🔰の方でも組み立てやすくなっています。
組み立て方
・組み立て方に関しては解説が分かりやすい動画・サイトを別の記事で紹介しているのでそちらをご参照ください
総合性能
ゲームにも強くなったRyzne 7 3700XとRTX2070 SUPERを使用しているためほとんどのゲームにおいて満足できるパフォーマンスを発揮できると思います。
高フレームレートを求められる対戦ゲームなどではFull HD・最高設定でも100~144FPS前後でると思われます。また設定を調整すれば平均240FPSなども実現可能です。
一方、高解像度・高画質でプレイしたい方は十分リアルタイムレイトレーシングも利用できますし高解像度でも高FPSを維持できます。
また今回の使用した各パーツはどれも高品質で冷却システムも充実させていますので長期間安心して利用できます。
・参考動画
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